みなさん、育児はいかがですか?
料理家の本田よう一です。
僕も1歳児の息子の育児に奮闘しています。

育児は毎日のことなので、お休みらしいものもないですが。(苦笑)
先日、3連休を使って、福島の実家に息子と二人きりで帰省をしてきました。両親は健在なので親に孫の顔をみせるのも目的ですが、妻への3日間、お母さん業の休みのためでもありますし、僕の育児の時間のためでもあります。

家事、育児を全部休める日を作り合いましょう。いきなりは難しいかもしれませんが、1日とは言わずとも、3時間だけでも。時間が少しでもあると気持ちが全然変わると思います。美容室に行くでも良いし、マッサージでも良いし、映画でも本でも。家庭のことを全部忘れて良い時間を譲り合いながら作り合う。

育児は大変ですが、楽しいこともたくさんあるし、どんどんできることが増えていき、ケラケラと笑い、新しいことを覚えて、よちよち歩いていたかと思えば、いつの間にかスタスタと歩いて。食べたことがなかったものもどんどん食べられるものが増えていく。

もちろん一人で面倒を見るので心配なこともありますが、僕が意外とよかったなぁと思うことは、妻と育児のことで小さな対峙があるんですね。簡単なことで言うと、服装をどうするとか?何を食べさせようとか?一人で面倒を見ていると、そういうことが一切ないんです。全部、自分で決められます。これって結構、楽しいです。

育児ってどうしても妻のほうが中心になりがちだけど妻の目がないってことも気がラクになるのかもしれません。それは息子にとってもそうかもしれない。(笑)

子供のことだけを集中して面倒をみれる時期って1歳とか小さいうちだけかもしれません。子供が二人になれば、また違う大変さがあるのかもしれないけど、今は息子は一人っ子なので今をいっぱい楽しもうと思います。育児は「今の連続」です。抱っこし放題なのは、今だけかなと思いながら抱っこをして、ごはんを出して、洗濯して、掃除して、片付けて。毎日繰り返しのようだけど、ちゃんと積み重なっていると思います。きっと息子にもそれが伝わっているかなと思います。

僕は僕で、友人とごはんを食べに出ることができたり、福島に料理教室や収録で泊まりに行くことができるので妻には感謝とありがとうの連続です。
次回は「ありがとう」の話を。

新幹線の中では膝の上で。泣いてもいいように通路側。

室内遊技施設にて。「なんだろうがいっぱい」です。