キラリと光るキラっ人さん

キラっ人さん紹介

子育て中も大好きな仕事が出来る幸せ 自分の経験を活かして、誰もがゆっくりできる店に

  • 鈴木友美さん(株式会社リベラル・ライフ)
  • すずきともみ
  • ㈱リベラル・ライフ Cafe蔵ら(くらら) 店長

 高校時代から飲食店でアルバイトを始め、卒業後は洋菓子店に就職。24歳で出産するまでサービス業で働き続けてきた。30歳の時『Cafe蔵ら』のオープニングスタッフとして採用され、今年で5年目。定休日の土日は、小学生になった子どもたちの「スポ少の応援が何よりも楽しみ」という。

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「昼だけ」なら子育てと両立できるから

 棚倉町にある特別養護老人ホーム併設の『Cafe蔵ら』で店長をしています。営業時間は11:00~17:00で、野菜をふんだんに使ったランチやカフェメニューが好評です。また、地域交流スペースとしてギャラリー的な使い方もしています。私は飲食の仕事がずっと大好きで、出産で仕事を辞めた後も「いつかは働きたい」と思いながら過ごしていました。この店の求人を見つけた頃、子どもたちはまだ就学前でしたが「営業時間が昼だけなら働ける!」と、嬉しかったのを覚えています。現在は小学生になった子どもたちを学校に送り出した後、朝8時には店に入っています。まず最初に取りかかるのはケーキなどのスイーツ作り。忙しいランチタイムの後は、17時まで片付けや次の日の仕込みをします。地元での食材の調達を基本にしているので、時間の合間を縫ってパートスタッフと協力して直売所や地元の商店をまわります。毎日が目まぐるしいですが、ここでは調理と接客の両方ともできますし、お客さんから直接「おいしかったよ」と声をかけてもらえるのが、とても幸せです。

子どもが病気の時にかけられた意外な言葉

 母親が仕事をする上で心配なのが「子どもが病気の時」のことだと思います。以前、子どもが熱を出したときに「子どもを親に預けて仕事に出ます」と本社に連絡をしたところ、専務から「子どもの側にいてあげて」と言われて驚きました。これまでの職場では、突発的な休みは「いやがられて当然」だったので、そんな言葉が返ってくるとは思っていなかったのです。「人手がないので迷惑をかけてしまいますから」と伝えると「気にしないで、まず子どものことを考えなさい」と厳しく言い切られました。その時は結局パートさんに頼んだり、店を臨時休業して乗り切りましたが、上司に母親としての気持ちを大切にしてもらえたことがありがたく、「店のために自分ができることを頑張ろう」と改めて決意しました。

私にとって「働くこと」は「生きること」

 母親の経験は、仕事に活かすこともできます。「蔵ら」では、小さな子どもがいるお母さんが気兼ねなく食事を楽しめるように「ママ友の集まり大歓迎」とアピールしています。我が家の子どもたちが読んでいた絵本を店内に並べて、食事を待つ間に読み聞かせができるようにもしました。2年前には、会社の勧めで調理師の資格を取得しました。子ども達が寝た後に勉強するのは大変で、「もっと若いうちに取っておけばよかった」と後悔しましたが、その分合格した時の喜びはひとしおでした。私にとって「働くこと」は「生きること」です。だからこそ、好きなことを仕事にできている現在は充実しています。先日、子どもたちが店にランチを食べに来て「おいしかったよ」と残さずに食べて帰りました。ささいなことですが、私には、なんだかとてもうれしい出来事でした。これからも、もっと多くの人に「蔵ら」に来てもらえるよう工夫を重ねていこうと思います。(2017年11月取材)

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