キラリと光るキラっ人さん

キラっ人さん紹介

時短制度の活用と業務の効率化で、家族と過ごす時間を確保し 子育て中も働きやすい職場に

  • 小貫 賢さん・絵理子さん(会津オリンパス株式会社)
  • おぬきまさる・えりこ

第2技術部 製品技術2グループ
グループリーダー 小貫 賢(おぬきまさる)さん
第2技術部 製品技術3グループ
小貫 絵理子(おぬきえりこ)さん


同じチームで働いたことがきっかけで結婚し12年。9歳・6歳・4歳の3人のお子さんを育てながら、仕事を続けてきた2人。 イクメンでありイクボスの賢さんと、短時間勤務制度を利用して働く絵理子さんに、ワークとライフについて教えてもらいました。

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子どもたちの送り迎えや家事は、できる方ができることを

質問:子育てと仕事を両立するため、心掛けていることはありますか?

賢さん:
 私は、内視鏡の製品開発をする部署で勤務しています。もともと業務量が多い部署ですが、平日のうち2日は必ず家族と夕食を食べるために、19時30分には家に帰ることを決めて仕事の効率化を進めています。

絵理子さん:
 私は「育児時短制度」を利用しているので、1時間ほど早く退社し、3人の子どもたちを迎えに行っています。一番下の子の育休取得後1年近くの間はフルタイム勤務をしていました。しかし、それぞれ小学校・幼稚園・保育園に通うようになると、時間に余裕がなくなり、「仕事を続けるのが難しいかな」と考えて迷った末に、時短制度を申請したのが2年前です。当時、時短制度は知っていましたが、使っている人は誰もいませんでした。1時間でも早く帰ることができると、買い物も出来ますし、子どもを習い事にも通わせてあげられるようになりました。最近では社内で時短制度を利用する人が増えてきているようです。

賢さん:
 子どものお迎えは妻に任せていますが、朝は朝で限られた時間でやらなくてはならないことが多いので、例えば妻が子どもの提出物をチェックしている間に、私が食事の後片付けをしたりと、時間とお互いの状況をみながら、できる方ができることをパパッとやります。お互いの状況を察しながら効率よく動くのは、仕事にも役に立つスキルです。

イクボスとして、「子どものために」率先して休みを取得

質問:一緒の会社で働いていて良かったことはありますか?

絵理子さん:
 休日が同じなので、旅行や行事の計画を立てやすいです。計画年休はほとんどを子どもの行事に使っています。「仕事だから行けない」ということがありません。

賢さん:
 子どもの行事はほぼ皆勤です。少し前まで「子どもの行事で休む」とは言いづらい雰囲気がありましたが、私自身が「イクボス」として積極的に休みを取っているので「子どものために時間を使うのは当たり前」という雰囲気になってきたと思います。

職場の理解があれば、子育てしつつ長く仕事を続けられる

質問:この数年で、会社の雰囲気が変わってきているのを感じますか?

絵理子さん:
 以前は産休だけで復帰したり、出産を機に退職を申し出る人もいたのですが、最近は「え?どうして辞める必要があるの?」という雰囲気に変わってきているのを感じます。休みを取りやすかったり、職場の理解があると、子育てしながらでも仕事を続けることができます。

賢さん:
 会津オリンパスには1時間単位で年休を使用できる「時間単位年休」という制度があります。子どもの具合が悪くなった時は、朝早くから診てくれる小児科に朝一番で並んで、診察してもらってから出社することもあります。更に私の職場にも働くお母さんやお父さんがいるので、実際にみんながうまく使える制度が整備されていけばといいと思います。
 私は入社して33年になりますが、結婚や出産をきっかけに、一度会社を辞めたけれども、改めて採用試験を受けて復帰してきた女性もおり、当社がどんどん働きやすい環境になっていることを実感しています。「イクボス」の一人として、この会社の仕事に関われることをうれしく思います。(2018年11月取材)

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