キラリと光るキラっ人さん

キラっ人さん紹介

会津若松駅初の女性管理者として、職員の成長意欲をサポートしていきたい

  • 渡部 幸子 さん(東日本旅客鉄道株式会社)
  • わたなべさちこ
  • 東日本旅客鉄道株式会社 会津若松駅 営業助役

「旅行に関わる仕事がしたい」と1993年にJR東日本に入社。会津若松駅のびゅうプラザに長く勤務し、2015年から2年間は郡山駅に勤務した。20歳と15歳のお子さんを育て、現在は営業助役として駅の業務全般に関わり、サービス介助士として車いす介助も行う。

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子育てをしながら昇進試験にチャレンジ

 2017年に会津若松駅で初の女性管理者になり、駅長の代理として社員のマネジメントやお客様対応など多岐にわたる業務を行っています。これまで「びゅうプラザ」の旅行業勤務が長かったので、「安全・安定輸送」という鉄道業の本来の仕事に就いて日々責任と重みを感じています。
 当社では毎年昇進試験があり、勤続年数などが該当すれば男女の区別なく受験できます。私は入社当初から、受けられる試験は全て受けてきました。子育てをしながら仕事と試験勉強の両立は大変でしたが、乗り越えられたのは家族と職場の理解があったからだと感謝しています。
 JR東日本は自分が希望して入った会社なので、結婚の時も、出産した時も仕事を辞めるという選択肢はなく「どうすれば続けられるか」を家族と考えました。現在は夜勤もありますが、子どもたちも成長し自分のことは自分でできるので、心配なく仕事に専念することができています。

「短日数勤務」制度で学校行事に参加

 私の場合は、二人の子どもが小さい頃、まだ「短時間勤務」制度が導入されていなかったため、保育園や学童のお迎えは夫や実母の力を借りていました。子どもたちが寝ないで私の帰りを待ち就寝時間が遅くなってしまうこともあったので、そんな経験を振り返ると3歳までの子どもを持つ場合に使える「短時間勤務」はとても良い制度だと思います。
 これらの制度が導入されたのは2010年で、私の場合は、下の子がすでに小学2年生になっていたので、小学校3年生になるまで利用できる「短日数勤務」を利用しました。この制度を利用すると通常の休みより月4日多く休むことができます。勤務シフト作成時に休みの申請をするので急に休むのは難しいのですが、事前に日程が決まっている学校行事には積極的に参加できるようになりました。子どもと過ごせる時間が増えた「短日数勤務」制度利用は有意義な経験でした。

子育ても仕事もコミュニケーションが大事

 普段からの子育てで心がけたのは、こまめにコミュニケーションを取ることです。短い時間でも、子どもたちが話しやすい雰囲気づくりをしてきたつもりです。二人とも何でも話してくれたので、なにか問題がありそうな時には、早めに解決策を一緒に考えて行動することができました。成長した娘達は、二人とも「お母さんのように働いて自立した人になりたい」と話してくれます。
 職場でもやはりコミュニュケーションが大事です。社員が一生懸命やっていることを認めて「能力を伸ばしてあげたい」という気持ちで関わるのは、子育てとも大いに共通する部分です。管理者として、社員のさまざま変化や悩みも汲み取りながら、いかにやる気をもって業務に取り組んでもらうかを考えていくのは難しいですが、やりがいも感じています。

管理者を目指す女性を後押し

 これからの目標は、「管理者になりたい」という女性を増やしていくことです。「家庭との両立は大変そうだから」と昇進試験に二の足を踏む女性に、「家庭があっても管理者ができる」と、自分の経験を踏まえて後押しができればと思っています。私が一人目の子どもを産んだ時は、育休は1年しか取ることができませんでした。それが2年、そして今は最長で3年取得することができます。職場や時代の雰囲気が、子育てしながら働く女性を応援してくれるようになってきています。
 子育てだけではなく、介護が必要な家族を抱える人もいます。男性も女性も、仕事をとるか、家庭をとるかの選択に迫られることなく、長く当社でのキャリアを積み重ねていけるように、「どうすれば続けられるか」を一緒に考えて、風通しのよい職場にしていきたいと思います。(2019年3月取材)

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