みなさん、こんにちは!
2歳の息子と妻と暮らしている料理家の本田よう一です。

今回は「子供と一緒に買い物にでかけてみましょう」というお話です。うちは2歳児なので、そんなに「これが欲しい」「あれが欲しい」ということはないのですが、少しずついろんなことがわかるようになってきています。

できれば、最初はスーパーに行くと自分に身近なものが見つかるはずです。

今なら、
「ぱーん!」
「じゅーす!」
「とうにゅう」
「ちーず!!」
「ぶどう!みかん!」
「(た)まごー!」

と自分のわかるものを指で指しながら、教えてくれます。言葉の数も増えていって、食べ物の名前も少しずつ、覚えていくには良い機会です。コロナの影響もあるので、あんまり長居はできないですが、人の少ない時間帯をできるだけ狙って行けると良いと言いつつも育児にそんなに狙ってできるほど、ゆとりもないことも。とほほ・・・。
でも、できるだけという気持ちで。

スーパーに行けば、季節の移ろいも感じられるはずです。今なら、野菜のゾーンはきのこがメインの棚になっていたり、魚も鮭やさんまが並んでいる頃です。肉の売り場では、牛肉、鶏肉に豚肉、部位が違うものに触れてみたり、その違いを覚えてくれるかはわかりませんが、僕の飲んでいるビールの銘柄はわかるようで「とと、びーる!」と教えてくれます。(笑)

スーパーに慣れてきたら、次は、直売所に。もっと季節の移ろいを感じことができます。
お米も今の時期なら、新米もあります。お米以外の商品も数多く並んでいるので、その土地の文化にも触れて知っているものなら、きっと子供が教えてくれるはずです。

次は、魚屋さん。今は少なくなってきてしまったけど、うちは保育園の帰り道にあるので割と寄っていきます。魚も季節の移ろいを見ることができる食材です。スーパーで見ることのできない太刀魚にかます、アマダイなど頭のついた一尾の魚を見ることができるので、息子は魚屋さんが好きなようです。
息子が食べたいものを自分で選んで、それを一緒に調理できたら嬉しいです。さらに食べてくれたら、より嬉しいですが、そんなにうまいこといかないのが2歳児(苦笑)

その次は、道の駅。道の駅には野菜もあるけど、さらに特産品も。伝統工芸もあるので、そういうものを意識する機会になるかもしれません。すぐに何かに影響があるかわからないけど急に全部を吸収することはないです。それは大人も一緒です。少しでも新しい文化に触れる機会があると、きっと何かしらの影響があるかもしれません。

一緒に二人きりでお出かけすることで妻がフリーになれる時間をつくることもひとつ。

身近な食材を一緒に買うところから始めて、できればそれを一緒に料理できると良いし、準備も片付けもできることから、こつこつと。毎日はできなくても、一緒に何かをする。
こちらの意思が届く。息子の意思を受け止める。この繰り返しが嬉しいです。

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買ってきた保存容器で遊ぶ息子

一緒に買ってきたとうもろこしをむく息子